高速飛行中の無人機、近づいてくる有人ヘリとの衝突を自律的に回避
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いわゆるドローンに加え、それよりも一回り大きく、より大きな器材を搭載可能な無人航空機も近ごろ実用化が進んできています。
それらは農業分野などで利用が広がり、物流インフラへの展開、さらには災害時の物資運搬や遭難者捜索といった用途でも大いに期待され、運航数が増加しています。
最近、ドクターヘリなど有人航空機とのニアミス実例が報告されてもいて、衝突回避技術が安全利用のための喫緊の課題となっています。
またその技術は、無人機の実用化に必要とされる「目視外飛行」および「第三者上空飛行」の実現に欠かせないものだと考えられます。